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スマホ修理入門① 緒論ー電気回路

2024年12月14日 by
株式会社NEXA
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スマホ修理入門

スマホ修理入門

このブログでは、基本的な回路知識経験則、そして多くの実践的な操作技術を組み合わせた、簡潔で分かりやすい修理方法をご紹介します。

スマホの修理は、難しそうに思えるかもしれませんが、実は少しの知識と技術で誰でも挑戦できるものです。これから一緒に学び、修理スキルを身につけてみましょう!

スマホ修理入門①  緒論ー電気回路

「ブラックボックス」法

 初めてスマホ修理を学ぼうとしている方へ。電気回路や故障修理の仕組みに関して、最初から難しい理論や詳細な構成にこだわる必要はありません。むしろ、最初は「回路の中身はブラックボックス」と捉えて、目の前の問題に集中することが大切です。

 回路の働きやパラメータについて深く掘り下げなくても、実践的な修理技術を学ぶことができます。まずは基本を学び、少しずつステップアップしていきましょう!

 回路の「ブラックボックス」(回路ユニット)には4つの状態があります

「ブラックボックス」法は、ほとんどすべての回路に応用できます。この方法を使えば、初心者でも回路の特徴やポイントを簡単に理解しやすくなり、回路の問題を素早く分析できるようになります。

ブラックボックスとして回路を見るときは、中身を詳しく知る必要はありません。以下の3つを覚えておけば十分です:

①どんな回路でも、部品が正常であり、電源が正しく動作していることが大前提です。

②電源が正常なら、発振回路以外のほとんどの回路は、入力が正しければ出力も正しくなります。

③外部からの制御信号がある場合、その信号が正常でなければ回路は正しく動作しません。

ブラックボックスの回路点検方法

「ブラックボックス」の回路を点検するのは実は簡単です。以下の手順に従ってください:

①出力信号を確認
出力信号が正常であれば、「ブラックボックス」とその入力回路は正常です。出力信号が異常な場合は、次のステップに進みます。

②入力信号を確認
「ブラックボックス」に入力信号がある場合、その信号が正常か確認します。入力信号が異常であれば、入力側の回路を点検します。入力信号が正常であれば、「ブラックボックス」の内部回路に問題がある可能性があります。次のステップを参照してください。

③動作電源を確認
入力信号が正常で出力信号が異常な場合、「ブラックボックス」の動作電源を確認します。電源が異常であれば、その供給ラインや電源回路を点検します。外部制御信号がない場合、「ブラックボックス」そのものに問題があるため、回路部品を点検し、必要に応じて交換してください。

④制御信号を確認
「ブラックボックス」に外部制御信号がある場合、その信号が正常か確認します。制御信号が異常であれば、その伝送経路や生成回路を点検します。制御信号が正常であれば、「ブラックボックス」そのものに問題があるため、回路部品を点検し、必要に応じて交換してください。

スマホ修理技術

現在、「スマホ修理技術」を学ぶ上で大切な3つのポイントはこれです:

①はんだ付け技術を身につける
特にBGAチップのはんだ付けは重要!

②基本的な電子知識を習得する
シンプルな基礎が、修理の鍵を握ります。

③修理機器をフレキシブルに使いこなす
ソフトウェアのヘルプファイルを活用して、効率よく作業を進めましょう。

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